クラシック音楽 聞き直し

クラシック音楽の聞き直しをしています

昔はそんなに好きではなかったクラシック音楽を、最近はよく聴くようになりました。

特に今のお気に入りは、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。
以前聴いた時は綺麗な音楽だな、とsは思っていましたのですが、ついこの間、某TV番組で、ラヴェルの生育環境や、この曲が産まれるまでなどなど考察を交えて少し紹介されていたことがきっかけで、大好きになりました。


パヴァーヌというと、16世紀のスペイン起源の行列舞踏を言うそうです。
そして、この音楽の特徴として、グレゴリア聖歌のような協会旋法が使われていて、これがまた郷愁を誘うのだそうです。
まるで大人になって習う”音楽の授業”のようで、楽しく為になるTV番組でした。

ラヴェルは老年、事故のために記憶障害が進行したと言われていますが、その頃にたまたま自身の作曲した、この「亡き王女のためのパヴァーヌ」を耳にした時「これはいいね、誰の曲?」と尋ねたという話があります。
感動的な話です。

自分が愛して、大切に紡いだ作品の美しさが自覚がないまでも過去の記憶を呼び戻したのか、本当に他人の美しい曲と感じたのか、どちらなのでしょうか。

長い時を経て今、この曲を聴くと、何か切なく、もの悲しく、それでいて懐かしさを感じます。
改めて音楽を楽しめる時間や心の余裕を持てることに、幸せを感じるのです。